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2009年12月3日 06:40 / カテゴリ:[ コラム ]
このところニュースを賑わしているのが「ドロップシッピング出店者の被害」というものです。
出店者はHP作成や商品発送を代行する業者から「何もしなくても儲けられる」と勧誘され、高額な契約料を支払って出店したにも関わらず、
購入者に商品が届かない、などのクレームが相次いで多発しているというものです。
ドロップシッピングは在庫を必要としない、というところがメリットなのですが、裏を返せば商品管理は業者任せなので、実体のない売買が行われてトラブルを生む温床にもなり得るのです。
契約時に何百万円も支払ったのに、結果的に利益は数十万にとどまり、全く採算がとれないというケースも相次いで起こっているようです。
でも、よく考えてみればドロップシッピングというものはそもそも基本的に「契約金」などというものは存在しないはずなのです。
「もしもドロップシッピング」や「リアルコミュニケーションズ」などの大手は何十万人もの会員を抱えているのにこのようなトラブルはほとんどありません。
にもかかわらず、このようなニュースが流れるということは、紛れもなく「悪徳業者」が関わっている、ということになります。
ドロップシッピングについての知識をほとんど持たない人たちが、ネット検索などでこのような多額の契約金をとる業者に行き着き、甘い誘い文句に乗ってしまって被害に遭う、というのが実態のようです。
その昔はアフィリエイトもマルチ商法の疑惑を持たれた時代がありましたが、ドロップシッピングも今回のような報道があると、間違ったイメージを持たれてしまうかもしれません。
まずは正しい知識を自分で身につけること。
何事を始めるにしても、それが一番大切なことだと思います。
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